礼文島という日本最北の地に、家族で訪れる旅。日常の喧騒を離れ、ただただ静かな時間に身を任せたいと感じる方も多いはずです。
ただ、礼文島にはいわゆる「貸別荘」のような一棟貸しの施設は少なく、基本的にはホテルや民宿が中心となります。家族の人数や、重視したいポイント(食事の質やアクセスの良さなど)に合わせて選ぶことが大切です。
まずは、今回ご紹介する宿の概要を比較表にまとめました。
礼文島で家族が心地よく過ごせる宿の比較
| 宿名 | 温泉・客室 | 食事 | 配慮ポイント | 料金目安 |
|---|---|---|---|---|
| 礼文島プチホテル コリンシアン | 温泉・大浴場 | 魚介コース | 全室禁煙 | 13,365円〜 |
| 礼文観光ホテル 咲涼 | 天然温泉・露天風呂 | 施設内レストラン | 香深港から徒歩10分 | 6,600円〜 |
| ホテル礼文 | 天然温泉・露天風呂 | レストランあり | 駅徒歩1分以内 | 18,700円〜 |
| しまのやど れぶんしり | 設備充実 | 朝食評価が高い | フェリー乗り場至近 | 6,750円〜 |
| ペンションう〜に〜 | アットホーム | 家族経営の料理 | 無料送迎あり | 8,985円〜 |
| 民宿スコトン岬 | 大浴場あり | 地元食材 | スコトン岬の絶景 | 要確認 |
※2026年9月時点・2名1室の目安
家族の旅に選びたい礼文島の宿6選
旅の目的に合わせて、どのお宿が最適か見ていきましょう。
絶品魚介と心遣いに包まれる「礼文島プチホテル コリンシアン」

ギリシャ風の独創的な外観が目を引く礼文島プチホテル コリンシアンは、デザイン性だけでなく中身の充実度が高い宿です。
特筆すべきは食事の評価で、夕食の評点は 4.79 と非常に高く、寄せられている口コミには「礼文島の新鮮な海の幸満載で絶品」との声が届いています。ナトリウム塩化物泉の温泉もあり、疲労回復や五十肩への効能が期待できるため、年配のご両親との旅行でも安心です。
全館全室禁煙という徹底した配慮があるのも、お子様連れの家族には嬉しいポイント。ルームサービスや貸自転車など、館内での利便性も整っています。
海辺のロケーションを堪能する「礼文観光ホテル 咲涼」

香深港から徒歩10分という好立地にあり、移動の負担を減らしたい家族に最適なのが礼文観光ホテル 咲涼です。
天然温泉の露天風呂を備えており、ナトリウム塩化物泉の湯に浸かりながら、筋肉痛や神経痛を癒やすことができます。200席あるレストランや66畳の宴会場など、規模の大きな設備が整っているため、大人数での滞在にも対応可能です。
ただ、食事に関しては評価が分かれるところ。シンプルに旅をデザインできる素泊まりプラン(15,400円)などを活用し、外で地元の味を楽しむのも一つの手かもしれません。
最強のアクセスで時間を有効に使える「ホテル礼文」

香深駅より徒歩1分以内という圧倒的な立地を誇るのがホテル礼文です。
フェリーターミナルからも至近で、移動で疲れさせたくない家族旅行には非常に心強い選択肢となります。天然温泉の露天風呂を完備しており、風呂の評価は 4.53 と高水準。清潔感についても評価されており、安心して滞在できる環境です。
全館フリーWi-Fiが完備されているため、旅の思い出をすぐに共有したいときにも不便はありません。
朝食の満足度と気楽さが魅力の「しまのやど れぶんしり」

のんびりと気兼ねなく過ごしたいなら、しまのやど れぶんしりがおすすめです。
こちらの宿で特筆すべきは朝食の評価で、なんと 4.83 という非常に高い数値を記録しています。フェリー乗り場から歩いて行ける距離にあり、周囲の飲食店や温泉施設へもアクセスしやすいため、自由度の高い旅が楽しめます。
設備はシンプルながら、冷蔵庫やテレビなどの基本機能は揃っています。和室6畳のプラン(14,240円)など、こじんまりとした空間で家族の時間を大切にしたい方向きです。
温かなおもてなしに癒やされる「ペンションう〜に〜」

家族経営ならではのホスピタリティを求めるなら、ペンションう〜に〜を外せません。
サービス評価が 4.61 と高く、届いている口コミには「家族で経営しているとてもホスピタリティが素晴らしい宿」と寄せられています。香深フェリーターミナルから徒歩15分ですが、無料送迎があるため、重い荷物がある家族旅行でもスムーズにチェックインできます。
夕食の評価も 4.59 と高く、アットホームな雰囲気の中で礼文島の味を堪能できるでしょう。
絶景と静寂に身を置く「アザラシの見える宿 民宿スコトン岬」
島の北端、スコトン岬の自然を間近に感じたいなら、アザラシの見える宿 民宿スコトン岬が最適です。
ロケーションの評価は 4.29 と高く、まさに「風景に泊まる」体験ができます。大浴場を備えており、一日の散策の疲れをゆっくりと癒やせる環境です。
ただ、建物までの道が未整備であるという点には注意が必要です。快適な設備よりも、礼文島ならではの野趣あふれる風景や、静寂な時間を優先したい家族に向いている宿と言えるでしょう。
礼文島での家族旅行を成功させるポイント
礼文島は非常に広大でありながら、公共交通機関や送迎バスの利用が基本となります。
- 移動手段の確保 多くの宿が送迎バスを用意していますが、時間は限られています。事前に時刻表を確認し、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
- 服装の準備 日本最北端であるため、夏場でも風が強く冷え込むことがあります。重ね着ができる服装を準備してください。
- 予約のタイミング: 客室数が限られている宿が多く、特に家族向けの広い部屋はすぐに埋まってしまいます。早めの予約をおすすめします。
まとめ
礼文島には、豪華なリゾートホテルというよりも、その土地の空気感や人の温もりに触れられる宿が多く集まっています。
美食にこだわりたいなら「コリンシアン」、アクセスの良さを優先するなら「ホテル礼文」、そして家族のような温かさを求めるなら「ペンションう〜に〜」といったように、誰とどのような時間を過ごしたいかで選んでみてください。
最北の地の静かな時間が、ご家族にとってかけがえのない思い出になることを願っています。
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